オフィスコットーネプロデュース
【上演時間】2時間15分(予定) ※途中休憩なし
1973年に書かれた『加担者』はデュレンマットの代表作『物理学者たち』(1961年執筆)の続編と言える作品です。
冷戦時代の核開発における科学者の責任を描いた『物理学者たち』のテーマをさらに1歩踏み込んで書かれた戯曲――。
グローバル化・複雑化していく現代においては、「科学者のモラルの欠如」のみならず、
私たちすべての人間が無意識のうちに加担しているということを描いています。
2021年2月にジャン=ポール・サルトル作『墓場なき死者』、5月にカレル・チャペック作『母MATKA』を演出し、好評を得た稲葉賀恵がこの作品に挑みます!
【作家】フリードリヒ・デュレンマット (1921年1月5日-1990年12月14日69歳没)
スイスの劇作家、推理作家、エッセイスト、画家。マックス・フリッシュとともに戦後スイスを代表する劇作家であり、特にグロテスクな誇張表現を用いて現代社会の矛盾や行き詰まりを描いた喜劇的作品によって名声を確立。 1952年(当時31歳)より、ヌーシャテルに居を構え、死没まで居住。 代表的戯曲として、『天使がバビロンにやってきた』(1950年)、『老貴婦人の訪問』(1958年)、『物理学者たち』(1961年)など。
大学で生物学の研究をしていたドクは、高額報酬を提示され民間企業に移籍する。
しばらくは豪勢な生活を謳歌していたが、経済危機により失業。とりあえずタクシー運転手で身をたてていたが、
マフィアのボスに拾われ、元生物学者のドクのアイディアでマフィアが暗殺した死体を地下室で溶解するビジネスを始める。
そんなある日、ドクはバーで偶然アンという女性と出会い愛し合うようになる。そこにかつての息子も訪れ、事態は思わぬ方向へ動いていく・・・。
元生物学者ドク、彼を取り巻くすべての登場人物が複雑に絡み合い、時間軸が前後しながらスリリングに展開していく。
全13ステージ
※開場は開演の30分前 / 受付開始は開演の45分前
タイムテーブル横へスクロール出来ます→
- | 8/26(金) | 8/27(土) | 8/28(日) | 8/29(月) | 8/30(火) | 8/31(水) | 9/1(木) | 9/2(金) | 9/3(土) | 9/4(日) | 9/5(月) |
14:00 | ● | ★ | ● | ● | ★ | ● | ● | ● | |||
18:00 | ● | ||||||||||
19:00 | ◎ | ★ | ★ | ● |
◎:プレビュー
★:アフタートークあり
【アフタートークゲスト登壇者決定!】
・8月28日(日)14時 岩切正一郎さん(翻訳家)
・8月29日(月)19時 五戸真理枝さん(演出家・文学座所属)
・8月30日(火)19時 ノゾエ征爾さん(脚本家・演出家・俳優・劇団はえぎわ主宰)
・9月1日(木)14時 小須田康人さん、月船さららさん、三津谷亮さん、綿貫 凛さん
8月28日、29日、30日の回には演出家の稲葉賀恵さんとプロデューサーの綿貫 凜さんも登壇します。
※未就学児童の入場はご遠慮下さい。
※座席の都合上、開演後は座席番号が無効となりますので、予めご了承下さい。
※新型コロナウイルス感染予防策を徹底し、公演を実施いたします。ご来場の際はマスクの着用、手指消毒、 検温にご協力をお願いいたします。
前売り開始:2022年7月1日(金)10時~
※シード、高校生以下はオフィスコットーネのみの取り扱い。受付にて年齢確認あり。枚数限定販売。
※公演中止・開演時間変更の場合を除き、チケットの払い戻しは致しません。
下北沢・駅前劇場
東京都世田谷区北沢2-11-8 TAROビル3F
Tel.03-3414-0019
小田急線・東口改札、京王井の頭線中央口改札から徒歩5分
協力:エンパシィ/クリオネ/krei inc./文学座/UAM/ワタナベエンターテインメント/(50音順)
(有)オフィス コットーネ